老後・シニアに役立つ事

とても恐ろしい「感情の老化」の防止&克服法

初老になり意欲がなくなり、何事もやる気がなくなり、うつ病になった人が、奇跡の大復活、どんどん元気になっちゃった話をテレビでやってました。

8月25日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』です。

年を取って元気がなくなったなんて人にも役立つ内容なんで、メモ代わりに残しておきます。

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とても恐ろしい「感情の老化」とは

老化といえば、見た目や健康の変化だけではなく、「感情も老化」するようです。

「感動する事がなくなった」「映画を観なくなった」「新しい事を始めるのが億劫」とか思い当たるなら、「感情の老化」かもしれません。

感情の老化の症状

「感情の老化」は、早い人では40代から始まり、放っておくと認知症やうつ病になる可能性もあるようです。

「感情の老化」は、男性ホルモン減少によるもので、男性更年期障害になる可能性がある。

男性更年期障害は、意欲の低下などの精神的症状に加え、疲労感・頭痛・めまいなどの肉体的症状が現れる病気。

感情の老化の主な原因

1.男性ホルモンの減少

男性ホルモンが減る原因は、年を取ると自然に減る以外に、ストレスや睡眠不足があげられます。

男性10人の睡眠を制限したテストでは、1週間で15%もテストステロンが減少した結果がでましたとさ。

2.前頭葉の老化

老化による萎縮だけでなく、脳の前頭葉の働きが悪くなることで前頭葉の老化が起こる。

例えば、一日中人としゃべっていない場合、脳に刺激が無く前頭葉の老化が起こる。

人との会話は大切。

3.セロトニン【神経伝達物質)の減少

セロトニンは別名「幸福ホルモン」と言われ、精神の安定に影響を与える。

セロトニンが減少すると、不安が強くなったり、イヤな気分になる、うつ病になる。腰痛が強く感じる。

セロトニンは太陽の光を浴びることで脳内で合成が活発になる。

室内にこもっていてはダメ

女性は閉経ということで時期がハッキリするが、
男性の場合、じょじょに男性ホルモンが減ってくるので気づきにくい。

「感情の老化」チェック

以下の項目で3つ以上あてはまるなら、感情が老化している可能性あり。

1.好奇心が減った
2.同じ店で買い物しがち
3.会話は同じ仲間ばかり
4.新たな事をはじめない
5.異性への興味が減った
6.昔より失敗を引きずる
7.肉をあまり食べない
8.最近イラつくことが多い
9.最近感動していない
10.アイデアがうかびにくくなった

感情の老化を改善する方法

かつて、うつ病だった人(70歳男性)が奇跡の大復活をして、どんどん元気になっちゃった事例です。

その人は、50歳代になって、何をやっても面白くなく、何もやらなくなって、若年性痴呆がはじまったのかなと思い病院へ行くと、うつ病と診断。

ある時、毎日高尾山へ登ってるお年寄りのブログを発見。これは面白いと思い、自分も高尾山へ登るようになり、ハマってしまった。

その後は、バイク、スキーをはじめ。今年からテニスを開始。

みごと、感情の老化もうつ病も克服した。

見ていると元気そうな笑顔で、とてもうつ病だった人には見えない人でした。

1.初めてのことにチャンレンジする
はじめての店に行く、はじめての道を歩く

2.適度な筋トレをする
テストステロンは、筋肉を使うと分泌される。

3.肉を積極的に食べる。
肉はセロトニンはの原料となるたんぱく質が含まれている。
週の半分は肉料理。

その他として、恋愛をするというのも性ホルモンを増やし、感情の老化防止や改善にとても効果的らしいですね。

年を取ってこそ恋愛をしなさいということなんでしょうね。

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